展覧会情報

展覧会
高麗美術館展覧会「朝鮮のやきものがたり:陶器から青磁・白磁へ―彼らの語る歴史とは」 2015年4月7日(火)~7月26日(日)
陶磁器が語る朝鮮半島の歴史

 須恵器に代表される硬質の陶器から青を基調にした青磁への劇的な変化と発展の裏には、大陸の大きな歴史のうねりが隠されています。世界に誇る青磁象嵌技術の完成には多くのドラマが隠されています。
 また象嵌技術の衰退から白磁の登場とその発展の過程には、激動の東アジアの歴史が感じられます。高度な青磁の技術を乗り越えて到達した白磁の青花文  ・・・

お知らせ

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2015年度高麗美術館展覧会のご案内
2015年度高麗美術館の展覧会のスケジュールです。
スタンプラリー(記念品あり)を実施中です。  ・・・

研究講座

研究講座
第133回研究講座のお知らせ
「朝鮮王朝の食文化~現代に根付く“薬食同源”」

数々の韓国歴史ドラマの日本語版監修をされ、2013年に大韓民国政府から「王冠文化勲章」を受章された韓国社会論専門の朝倉敏夫先生に、朝鮮時代の食文化について詳しくお話しいただきます。

日時:2月14日(土)午後1時30分~3時(受付は午後1時から)
講師:朝倉 敏夫 先生(国立民  ・・・

刊行図書

刊行図書
【館報101号】
101号掲載内容

■〈特集〉朝鮮のやきものがたり――陶磁器が語る朝鮮半島の歴史
/鄭喜斗(高麗美術館常務理事)

■『日本のなかの朝鮮文化』覚書
/鄭詔文(朝鮮文化社社長(当時)

■【高麗美術館研究講座・抄録】
 茶の湯と朝鮮陶磁
/降矢哲男(京都国立博物  ・・・

開館カレンダー

 : 休館日、  ・ : 研究講座・イベント(日付にマウスオーバーするとタイトルが表示)
 
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ごあいさつ

たったひとつの朝鮮白磁の丸壺に魅かれて、古美術商の店先に立ちどまったのが四十余年前。
祖国は解放されたものの、私自身、まだ帰るあてもない日のことでした。
いつかは祖国へ帰る。そう思いこんでいたものですから、みやげのひとつにしようと暖簾をくぐったことが,
「今日」の始まりとなりました。
今もなお私にとりましては帰るに帰れない祖国ですが、そこには私のふる里がございます。
六十余年の歳月はあまりにも遠く、もう私の知っているふる里ではないのかも知れません。
しかし、高麗・朝鮮の時代にも、ふる里の平原はあのように風を走らせ、夏の洛東にはとうとうとした流れで、
私たちのような童を抱き慈しんでいたことでしょう。
美術工芸品を観ていますと、どの匠人もそうした風土の恵みをたっぷりと受け留めていたことが感じられるのです。

同胞の若き人々よ、どうか知って下さい。あなたの民族は、日々の生業そのものを文化とする豊かさをもって、
生きてまいりました。あなたにもその豊饒な生命が息づいているのです。

この度の開館におきまして私が望み願いますことは、すべての国の人々が私たちの祖国の歴史、文化を正しく理解することで、
真の国際人となる一歩を踏み出して頂くことでございます。
韓国・朝鮮の風土に育った「美」は今もなおこの日本で、言語・思想・主義を超えて、語りかけております。

どうぞ、心静かにその声をお聴き下さい。

1988年10月25日
財団法人 高麗美術館 鄭 詔文

【鄭詔文氏略歴】
1918年慶尚北道醴泉生まれ。1960年代に実兄鄭貴文とともに「朝鮮文化社」を設立、季刊『日本のなかの朝鮮文化』を50号まで発刊。
1988年10月に朝鮮古美術品約1700点と建物を財団に寄附し、「高麗美術館」を設立。
1989年2月肝不全のため永眠。享年70歳。

 

   高麗美術館  Koryo Museum of Art    
   所在地: 京都市北区紫竹上岸町15   TEL: 075-491-1192   FAX: 075-495-3718   開館: 10:00-17:00 (入館は16:30まで)
   休  館: 毎週月曜日(ただし、祝日と重なる場合は翌日) 年末年始・展示替期間
   入館料: 一般 500円(400円)、大高生400円(320円)    ※(20名以上の団体) ※特別展は別料金です。 ※中学生以下は無料です。
   ※障害者手帳をお持ちのご本人と付添いの方1名まで無料。 ※65歳以上の方は一般料金より2割引(年齢の確認できるものをご提示ください)。