展覧会情報

2011-2012コレクション名品展「朝鮮陶磁の美」
2011年11月12日(土)~12月24日(土)、2012年1月7日(土)~1月29日(日)
開催にあたって この度の高麗美術館コレクション名品展では、当館が所蔵する高麗青磁と朝鮮白磁、そして粉青沙器を一堂に公開し、朝鮮時代の木工家具や絵画、装身具など、あわせて約百点を展示いたします。 朝鮮の陶磁は、時代によってさまざまな表情をみせています。高麗時代を代表する青磁は翡翠色の釉薬が薄く掛かり、雲鶴や牡丹・菊などの緻密な文様が施された象嵌青磁は当代最高の技術を誇っています。 そこから一転、色と  ・・・詳細はこちら

お知らせ

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「朝鮮 木のもの 100選」展 関連企画

♪~朝鮮 木の楽器による音楽会 ― 伽倻琴の調べ~♪

2012年2月11日 (土・祝) 13:30より開演(約1時間) ※受付は13:00より

演奏予定曲 伽倻琴散調、アリランなど伽倻琴(カヤグム)とは、12弦の撥弦楽器で、筝の一種。桐材を刳りとって胴を作り、絹弦を張るもの。指と爪で弾きます。加耶国で開発されて後に受け継がれた、朝鮮を代表する弦楽器のひとつです。 日  時:2012年2月11日(土・祝)       13:30 開演 (約1時間) ※13:00開場 講  師:元京愛 先生(ウォン キョンエ/韓国全羅南道潭陽郡出身)    ・・・詳細はこちら

研究講座


白磁扁壺 朝鮮時代18世紀
2011年度 高麗美術館研究講座

「生誕120年 浅川巧を知る」

 朝鮮での暮らしの中で、朝鮮語を学び朝鮮の人々と親しく交流し、朝鮮の美術工芸品を愛した浅川巧は、日本統治下にあった当時の社会状況においては稀有ともいえる、朝鮮の人々に愛された日本人でした。本年は生誕120年という節目に際し、朝鮮の文化、習俗を体得しようと努めた浅川巧の人物像に迫ってみたいと思います。  講座名称  第121回 高麗美術館研究講座  タイトル  浅川巧が愛した朝鮮の美―『朝鮮の膳』  ・・・詳細はこちら

刊行図書

【館報】91号
〔表紙〕紐巻(チョイゲ) 91号掲載内容 民際前進の新年を期待する /上田正昭(高麗美術館館長・京都大学名誉教授) 2012年度展覧会スケジュール  「朝鮮 木のもの100選」に寄せて /松浦萌子(高麗美術館研究員)  「朝鮮 木のもの100選」トピック 朝鮮の奠雁礼について /片山真理子(高麗美術館研究員)  【高麗美術館研究講座・抄録】 日本と朝鮮 民際 †過去から未来へ /上田正昭(高麗  ・・・詳細はこちら

ごあいさつ

 たったひとつの朝鮮白磁の丸壺に魅かれて、古美術商の店先に立ちどまったのが四十余年前。
祖国は解放されたものの、私自身、まだ帰るあてもない日のことでした。
いつかは祖国へ帰る。そう思いこんでいたものですから、みやげのひとつにしようと暖簾をくぐったことが,
「今日」の始まりとなりました。
 今もなお私にとりましては帰るに帰れない祖国ですが、そこには私のふる里がございます。
六十余年の歳月はあまりにも遠く、もう私の知っているふる里ではないのかも知れません。
 しかし、高麗・朝鮮の時代にも、ふる里の平原はあのように風を走らせ、夏の洛東にはとうとうとした流れで、
私たちのような童を抱き慈しんでいたことでしょう。
 美術工芸品を観ていますと、どの匠人もそうした風土の恵みをたっぷりと受け留めていたことが感じられるのです。

 同胞の若き人々よ、どうか知って下さい。あなたの民族は、日々の生業そのものを文化とする豊かさをもって、
生きてまいりました。あなたにもその豊饒な生命が息づいているのです。

 この度の開館におきまして私が望み願いますことは、すべての国の人々が私たちの祖国の歴史、文化を正しく理解することで、
真の国際人となる一歩を踏み出して頂くことでございます。
韓国・朝鮮の風土に育った「美」は今もなおこの日本で、言語・思想・主義を超えて、語りかけております。

 どうぞ、心静かにその声をお聴き下さい。

                                                  1988年10月25日
                                                   財団法人 高麗美術館  鄭 詔文

【鄭詔文氏略歴】
 
1918年慶尚北道醴泉生まれ。1960年代に実兄鄭貴文とともに「朝鮮文化社」を設立、季刊『日本のなかの朝鮮文化』を50号まで発刊。
1988年10月に朝鮮古美術品約1700点と建物を財団に寄附し、「高麗美術館」を設立。
1989年2月肝不全のため永眠。享年70歳。

 

高麗美術館  Koryomuseum of Art
所在地 京都市北区紫竹上岸町15
TEL 075-491-1192
FAX 075-495-3718
開館 10:00-17:00 (入館は16:30まで)
休館 毎週月曜日(ただし、祝日と重なる場合は翌日)
年末年始・展示替期間
入館料 一般   500円(400円)
大高生400円(320円)
※(20名以上の団体)
※特別展は別料金です。
※中学生以下は無料です。
※障害者手帳をお持ちのご本人と付添いの方1名まで無料。
※65歳以上の方は一般料金より2割引(年齢の確認できるものをご提示ください)。
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