龍虎図 (りゅうこず)

龍虎図 (りゅうこず) 朝鮮時代 16世紀末期 絹本墨画淡彩 李楨 筆

 16世紀末に図画書の画員として活躍した李楨(イ・ジョン)の作品。李楨は画員の家系に生まれ、5歳で画才をあらわし、10歳にして絵を大成させた人物である。しかし依頼されても揮毫することはなく、当時でさえ世に伝わるものはわずかであった。脱俗不凡で仏教にも深い理解があったが、わずか30歳の若さで夭折した。
「懶翁」の落款と「懶翁」「神閑意□」の朱文方印があり、現存作品の少ない李楨の作品として貴重である。
当館蔵となる以前の伝来は不詳であるが、徳川幕府の御用絵師だった狩野探幽(1602~1674)が目利を乞われ、岩国藩吉川家所伝の懶翁の落款を持つ龍虎図に接し、書面を残している。そこには南宋の陳容(所翁)と一類の画家であると記されている。

용호도
Dragon and Tiger by LEE JEONG(1578~1607)
Joseon Dynasty,Late of 16th century
Each 116.0×75.5

トラックバック

龍虎図 (りゅうこず)
のトラックバックURL  :  http://cms.texol.jp/cgi-bin/mt-tb.cgi/2585

お客様の声

お客様の声を投稿

(いままで、ここで投稿したことがないときは、お客様の声を表示する前にサイト管理者の承認が必要になることがあります。承認されるまではお客様の声は表示されません。そのときはしばらくお待ちください。)