1994年 高麗美術館研究講座 「李朝文化の成立」①
この4月からは、新たに「李朝文化の成立」をテーマに、講座を進めてまいります。李朝文化を生み出した背景に考察を加え、ものの形となって結晶した美術工芸品のなかに、その精神風土を探ります。

 講座名称   第42回 高麗美術館研究講座
 タイトル   「ソウル定都600年」~朝鮮の社会と文化~
 講  師   姜 在 彦 先生 (花園大学教授)
 日  時  1994年4月23日(土)/午後2時~3時30分
 会  場  佛教大学四条センター
 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階
 ℡:075-231-8004
  受講料  受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待
 内  容  高麗から朝鮮への王朝交替が1392年。その2年後の94年に開城から漢城(今のソウル)に  遷都した。王朝交替は同時に、高麗の仏教から朝鮮の儒教への建国理念の交替であった。新 しい王朝の首都建設および社会・文化の再編に、その理念がどのように貫徹され、そして日本 との関係はどうか。 【参考文献:姜在彦『ソウル』(世界の都市の物語7、文芸春秋)】

 ※講師肩書は開催当時のものです。