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研究講座


第145回研究講座「江戸時代の朝鮮通信使から今学ぶこと」講師:鄭喜斗(高麗美術館代表理事) 日時:2025年11月8日(土)13時30分から15時まで ※予約不要

2025朝鮮通信使は江戸時代に1607年から1811年の間に12回日本を訪れました。その資料は2017年にユネスコの「世界の記憶」に登録され、「平和の使節」としての世界的な意義が評価されました。雨森芳洲の説いた「誠信の交わり」は互いの偏見や誤解を正し、異なる文化や歴史認識を持つ双方が感情的な固定観念から脱却し、相手の社会の実相を理解しようと努めることの重要性を示しています。この過去の経験は、現代の日韓両国が、相互の信頼関係を構築していくための教訓となるはずです。朝鮮通信使の歴史は、日朝間にあった様々な相互認識のずれや衝突をはらみながらも、平和維持と文化交流に果たした役割が小さくないことを示しています。高麗美術館所蔵の世界記憶遺産の三点などを通して文化と平和の使者・朝鮮通信使の歴史をひもといていきます。