館報127号に研究講座抄録「在日朝鮮人女性を描いた戦前日本の画家たち」が掲載されました
 
お求めは高麗美術館受付・通販の場合はメールにてお問い合わせください。 館報127号 400円 郵送の場合は別途ゆうパック費用370円が必要となります。 戦前日本の画家たちは朝鮮、朝鮮人を描いた作品を数多く残したが、その中には日本に住む朝鮮人女性を描いた絵画もある。秋野不矩、梶原緋佐子、片岡球子など有名な女性画家も在日女性の姿を描いた。それらの作品には、人間としての共感がこめられているのではないだろうか。また、朝鮮人労働者をかたどった彫刻や故郷との往来の様子を描いた絵画からは、当時の在日朝鮮人の生活を感じることができる。これらの作品を観ながら、美術を通して日本と朝鮮との歴史的関係を考える。