2005年度 高麗美術館研究講座 「正倉院と新羅」
本年度は日本文化の至宝である正倉院宝物をテーマとして取り上げ、中でも新羅の文物を通して奈良時代の日本と朝鮮の交流についての理解を深める講座といたします。
※講師肩書は開催当時のものです。
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※講師肩書は開催当時のものです。
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講座名称 | 第94回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「正倉院宝物と日本文化」 |
講 師 | 米田 雄介 先生 (神戸女子大学教授・元正倉院事務所長) |
日 時 | 2005年5月28日(土)/午後1時~2時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 正倉院宝物は奈良時代の日本文化を代表するが、奈良時代以前の文化に系譜を引くも の、朝鮮や中国大陸から直接・間接に伝わったものも少なくない。そこでこの度の報告では、 それらを具体的に検証しながら、奈良時代の文化の特質はもとより、いわゆる国風文化への 道に至る日本文化の特質を考えてみたい。 |
※講師肩書は開催当時のものです。
講座名称 | 第95回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「正倉院の新羅関係文書」 |
講 師 | 栄原 永遠男 先生 (大阪市立大学大学院文学研究科教授) |
日 時 | 2005年8月27日(土)/午後1時~2時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 正倉院宝物の中には、いくつかの文書が含まれています。また、正倉院文書にも、新羅関係 の情報が書かれたものがあります。これらの新羅関係文書は、正倉院文書全体の中で、どの ような位置にあるのでしょうか。また、それらからは、どのようなことが知られるのでしょうか。で きるだけ具体的に考えてみたいと思います。 |
※講師肩書は開催当時のものです。
講座名称 | 第96回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「正倉院宝物と新羅貿易」 |
講 師 | 東野 治之 先生 (奈良大学教授) |
日 時 | 2005年11月26日(土)/午後1時~2時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 奈良時代に行われた新羅との交流の結果、正倉院には新羅の文物が残されており、その 影響の大きさが偲ばれる。それらの文物と、新羅との交易文書に見られる品々とから、奈良時 代前後の文化に与えた新羅の影響をさぐる。 |
※講師肩書は開催当時のものです。
講座名称 | 第97回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「奈良時代の日本と新羅」 |
講 師 | 直木 孝次郎 先生 (大阪市立大学名誉教授) |
日 時 | 2006年2月25日(土)/午後1時~2時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 7世紀後半に朝鮮を統一した新羅は、8世紀の日本にとっては、はなはだ強力な隣国であっ たが、日本は新羅を自国より下位の「蕃国」とする建て前を、かたくなに維持しようとした。この 両国の関係を、唐を主軸に展開する東アジアの国際関係のなかで考えてみたい。 |
※講師肩書は開催当時のものです。