2001年秋季企画展「朝鮮のやきもの」2001年10月6日(土)~12月24日(月)
白磁青画雲文六角形水滴(19世紀)
開催にあたって
陶磁器は、今日まで世界中の人々の手によって発展しつづけてきた生活道具です。しかし近代では陶磁器は使うのみではなく、見るもの、つまりオブジェとして創造され、その変遷に新たな進化をもたらしています。 この度の展覧会では、かつて純粋に「使う」ものであり、実用性ばかりではなく、優れた芸術性をも追い求めた朝鮮半島の陶磁器50点を展示いたします。さまざまな姿の陶磁器を、土・色・形などの視点から、これらがどのような背景のもとに作られ、どういう変化を遂げたのか、統一新羅から朝鮮王朝までの約1000年のゆくえを、所蔵品のなかから探究いたします。開館情報
■会 期 | 2001年10月6日(土)~12月24日(月) |
■開館時間 | 午前10時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで |
■休館日 | 毎週月曜日、但し祝日と重なる場合は翌日休館。 |
■入館料 |
一般500(400)円、大高生400(320)円、小中生300(240)円
( )内は20名以上でご来館の団体割引料金です。 |
■主な出展品 |
・陶質高杯 (8世紀) ・青磁象嵌瓢形瓶(13世紀) ・黒釉瓶 (16世紀) ・白磁青画桃花文瓶 (18世紀) ・白磁青画雲文六角形水滴(19世紀) など 総出品数約50点 |